- 作詞:川村真澄
- 作曲:JULIA
- 編曲:米光亮
- 発行日:86/11/15
- 番号:07TR-1202
10TX-5021
- 発売:トーラス
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りすにんぐ・るーむ
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小川範子は谷本重美時代から子役女優として注目されていた。彼女が歌のうまさにおいて、他のアイドルとは一線を画す非凡なものを持っていることには、その経歴は当然影響している。
ただその能力のために、女性アイドルとしてはかなり特異なイメージの曲を歌うことが多くなった。「涙をたばねて」から始まる一連の楽曲は、いずれも相当にヘビーな歌詞である。といって、珍しく明るい曲調の「夏色の天使」は駄作だったりするので、一概にどちらがいいともいいにくい。
「ガラスの目隠し」はアップテンポマイナーの曲調といい、歌詞といい、そういった小川範子の特徴を最も如実に表している楽曲である。
小川範子の能力を最も活かすプロデュースの方法は、いまひとつ明確でない。しかし、シリアス=暗いだけでないのは、確かであろう。
(秋元康珍化)
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