レコードらっく


ターンテーブル5号編集後記


 レコードコレクターのひそかな楽しみ

 中古レコード店へ行って、自分の持ってるレコードの価格を確かめ、にやにやする。
 田舎の店で掘り出し物を見つけて、“これは○○○○○で買ったらン千円はするなあ ”と考え、顔がにやける。
 誰も覚えていないような曲をリメイクした歌手のキャンペーンに、元曲のジャケットを持って現れ、驚くスタッフを後目にその曲を口ずさむ。
 なにかの拍子で人気者になってしまったタレントをテレビで観るたび、売れてないうちレコードを買っといてよかったあとほくそえむ。
(ま)

 去年はアイドルで飛行機に乗るのを止めようと決意していたのだが、結局1回乗ってしまった。しかしこれは量子さんのファンクラブイベントの沖縄ツアーなので許されよう。そしてさらに今年は新幹線にも乗らないと決めた。…のであるが、去年の秋に車がインテグラからインスパイアに変わり、これがまた高速で気持ちいいので、新幹線で片道2時間程度のところなら行ってしまいそうだ。車が変わっても車内に流れる音楽は以前と同じ、滅多なことでは男の声は流れない。車内が以前より静かなので、最近は吉田真里子や小川範子のアルバムなどを、一人のときに聴くことが多くなった。
(山口雅也)

 はい今回の特集はいかがでしたか。実は私、この特集通りの状況なのです。えっ!女の子にふられて気分が冬なんだろうって?そうなんですよ、あれは12月のサ店で…、そうでなくて「卒業」なんですよ僕。この3月、東京ゴルフ専門学校というあやしい学校を卒業したんです。卒業式にはTV、新聞、雑誌の取材がきて、僕もかの有名なTV朝日の「トゥナイト」にインタビューされました。いや一見ていただけましたか、かっかっか。そんな僕も4月より社会人、気持ちも新たにスタッフの一員として頑張ります。
(鈴木宏治)

 私が栃木に引っ込んでから、早いものでもう2年がたち3年目に、入った。スタッフの鈴木くんも晴れて社会人となり、ターンテーブルとしても心機一転で、よりよい紙面作りに頑張りたいと思っている。
 話は変わるが、正月に行われた読者集会に来て頂いた皆さん、忙しいところありがとうございました。色々な貴重なご意見、これから少しづつ取り入れていきたいと思っています。しかし、皆さんこんぺいとうに来ていらっしゃるとは、花やしき集合にすれば良かったですね。また、夏に行いますのでよろしくお願いいたします。
(青木信行)

ターンテーブル第5号
特集:卒業と学生の歌

1992年4月15日発行

編集・著作/おれんじ★てぃー編集部
編集人/青木信行
発行人/山口雅也
スタッフ/鈴木宏治:増島一洋