- 作詞:麻生圭子
- 作曲:山本達彦
- 編曲:中村哲
- 発行日:97/03/03
- 番号:L-1800
- 発売:ワーナーパイオニア
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りすにんぐ・るーむ
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土曜の昼、FMのDJは一人の女の子のレコーディング話を始めた。
当時高校生の私は弁当の箸が止まった。そのDJは作曲者の山本達彦氏だ。氏は、その女の子畠田理恵`について感想を述べていた。
始めアイドルと聞き少々困惑したらしい。それが、会ってみてルックスと会話の雰囲気や、声質の美しさに作成意欲をそそられたらしい。録音後、曲・歌共に納得いく出来だったと、彼は楽しそうに語った。曲が流れ、達彦ファンである私は興味津々ラジオに聞き入った。
クラシカルなイントロ、初めて知った深い恋心を大胆に表現する少女、氏の詞も良く、総打ち込みのメロディー&アレンジは氏のセンスの良さが出ていた。そして彼女の低く深みある魁力十分の光る歌声は、TVでのルックスとのギャップの差と共に、私の心にのこった。
(鈴木宏治)
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