バイバイBOYにしてあげる

バイバイBOYにしてあげる

細川直美

  • 作詞:真名杏樹
  • 作曲:三浦一年
  • 編曲:若草恵
  • 発行日:90/01/25
  • 番号:WPDL-4137
  • 発売:ワーナーパイオニア

 どうして人は、切羽詰まるまで何もできないのだろう。ただ一言「好き」というだけなのに、口にする勇気が出ない。それは、断わられるかもしれないという恐怖と、断わられたあとの気まずさが大きな要因ではないかと思う。そういうことでは、卒業という区切りはもってこいなのであろう。
 この曲には、細川直美のコメントが入っている。ここで、彼女は世のヘラヘラナヨナヨした男どもを一刀両断している。男は男らしく優しい人がやはり理想なのである。
―ホントに僕でいいの?
 あきれちゃうよね
 こんなときうなずくほど
 私 甘くないわ―
 やはり男は、自分から女の子を引っ張っていくぐらいの強さが必要というところか。でも、
―大好きなら
 ゆるしてあげる―
やはり、最後は愛する心が一番。
 (青木信行)