レコードらっく


ターンテーブル7号編集後記


 日頃なにげなく聴いていた曲であっても、レビューを書くにあたってあらためて聴きなおしてみると、今まで耳に入ってこなかった部分が聴こえてくるんですね。“聴こえる”といっても比喩的な表現で、新たな解釈が生まれるといった意味なんですが。
 今回『君は輝いて天使にみえた』では、詞の内容に切り口を求めましたが、それは曲を聴いていて、歌詞が頭の中にすんなりと入ってさたからでもあるわけです。歌詞を感じる以前の段階で批評したくなってしまうような曲か多い中、歌手石川ひとみの能力を、今になって再認識しているわけです.。ストレスを感じさせないボーカルの。
(ま)

 さて、栃木情報ですが、今、足利の町では渡良瀬橋か大ブームです。かくいう私も先日、新田に行く途中に立ち寄ってきました。でも、八雲神社には行けなかったので、今度ツアーでも企画しますか。足利スターレーンに行きたがっているスタッフもいることだし。
 最近、私は地方競馬(と言っても宇都宮と足利だけですが)にこっているです。全国的に競馬ブームではありますが、それは中央競馬の話で、地方はまだまだマイナーです。とくに宇都宮はまち中に競輪場があって、おまけにS級で今年になって神山君ががんばっちゃってるからなおさらです。がんばれニシノリッチなのです。
(青木)

 またしても一番遅い寄稿になってしまった。
 正月から青木さんと山さんに迷惑かけてるなぁ。おし!今年は次号より早く原稿上げるぞ!
 ほかは目標と言うか希望することって何かな?よし!音楽面から。何たって音楽誌ですからね、CDをできるだけ聴いて、ライブ、コンサートを年間、そうだなー20本~30本観たいなー。昨年は、社会人一年目の時間の無い年で10数本観たものなぁ。スタッフのみんなとアイドル以外のライブ行ったし…。
 その他では、おれんじ★てぃーを売りまくらなくては、もちろんこのターンテーブルもですよっ
(鈴木)

 『天使』と言うワードで歌えるのは、やはり女性アイドルだろう。それも、純粋であどけなくて、生活感のない、西村知美に代表されるようなアイドルが基本だ。レビューのほうもそうしたうるうる系アイドルが中心になると思っていたが、意外にも中條かな子や伊藤さやかといった勝ち気な天使や、ノーテンキな天使が多かった。
 一方『悪魔』はやはり少なくて、そこはここ最近小悪魔的な魅力を持つアイドルか少ないからだろう。あどけない顔をしていても、どこか心の中で何か悪巧みを考えていそうな子である。今一番小悪魔が似合うのは、やはり安達裕実ちゃんでしょうね。
(山口雅也)

ターンテーブル第7号
特集:天使と悪魔

1993年2月15日発行

編集・著作/おれんじ★てぃー編集部
編集人/青木信行
発行人/山口雅也
スタッフ/鈴木宏治:増島一洋