- 作詞:銀色夏生
- 作曲:筒美京平
- 編曲:大谷和夫
- 発行日:87/10/21
- 番号:AH-868
- 発売:日本コロムビア
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りすにんぐ・るーむ
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日本の作品にはあまり多くないか、欧米の青春映画やドラマには美しい田園風景や町並み、大学のキャンパスがしばしば登場する。
守谷香は女優を目指してこの世界に入っただけあってそんな風景の中に置いてもよく似合う、優等生的な女の子だ。そんな女の子が夏休みの間に図書館で会っていた憧れの相手の思い出を描いた曲である。
まだ暑さが残るが日陰に入るともう秋の気配を感じる、そんな微妙な季節の色が流れるようなメロディーと澄んだ歌声に乗って絵を見るように伝わってくる。
高原で青空を見ながら聞くと良い曲だろう。
なお、この曲のイメージやメロディーは荻野目洋子の隠れた名曲『2Bの鉛筆』に似ているという意見が当時、一部のマニアの間で出ていた。
(高杉洋一)
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