- 作詞:三浦徳子
- 作曲:亀井登志夫
- 編曲:清水信之
- 発行日:82/07/21
- 番号:SV-7235
- 発売:ビクター
|
りすにんぐ・るーむ
|
雨の日は、とても憂鬱である。心が沈んで滅入ってしまうのだ。私が雨の日で唯一嬉しいのは、大きな音でステレオを聴くことが出来るというぐらいである。
この曲も、雨の日の曲である。しかし、その様な暗い感じはかけらもない。
この曲では、雨の日でありながら明るい曲というとで、恋をする少女のハイな心の中を、さらに引き立てているのである。
また、現実と夢の混じった詞が、なぜか逆にリアルに感じられる。
そして、これらの詞が、無機質の打ち込みアレンジととても上手にマッチしているから驚いてしまう。
なぜ、これほどまでに自然な感じがするのだろうか。
それは、現実の部分と夢の部分の歌詞が、ハッキリとメロディで分けられているからであろう。さすが亀井先生だ。
(青木信行)
|