レコードらっく


ターンテーブル4号編集後記


 ううむ、こまった。これからどうしようか。イベント行ってもつまんないぞ。レコード見ても今一つ来るものがないなあ。それじゃ仕事に燃えよう、って気にもならないなあ。“知ってるつもり”では、ここで人生の選択の時がくるのだが、選択肢がひとつもない。しかたない、毎日ヤケグイをして、体をこわそう…と思ったら胃が丈夫でちっとも倒れない。オレの胃はストレスをも消化してしまうのだぁ。しかたない、最後の手段に、恋人募集中ということにしよう…といっても、女の子読んでないなあ、つまらん。
(ま)

 この間、念願の薬師寺容子ちゃんのコンサートに行ってきた。『もうひとつの原宿物語』をモチーフした舞台には、なかなか笑わせて、じゃなかった感動させられてしまった。制服を着た容子ちゃんもまた良いですなあ。
 しかし、薬師寺さんのお姉さんはいったい何者なんだろう。そっくりな顔をして会場を堂々とほっつき歩いていて、目立つといったらない。でもお姉さんもカワイイな。
 さて、私が事故って車が廃車になってしまったと思ったら、山さんも仲間になってしまった。皆さんも車には気を付けて下さいね。へっ、今度もジェミニなの?
(青木信行)

 いやな天気、いやな季節ですね。あっ!もう上半期がすぎてしまったんですね。いろいろあった6ケ月、世界模様も雨だらけ。兵器の雨、悲しみの涙の雨、血の雨、そして、その地球自身も泣き雨を出しはじめた。そんな時、日本は平和ボケしている。歌やドラマから流行「純愛」がはびこって、お金がかかるもの、お金のかかる女性もはびこって、世界とは違ったペースで日本は歩んでいる。でも、こんな中途半端な時が幸せの時代なんだろうなと思いつつ、私は就職先とゴルフスイングに頭を悩ましている。 めんね。
PSこの夏からは羽野晶紀だぜい!
(鈴木宏治)

 女性アーチストのシングルレコードの数が遂に1000枚を越えた。5年前は50枚そこそこだったから平均して1年に200枚は増えていることになる。一曲で2枚も3枚も持っているレコードもあるので、実際はそれ以上増えているのか。最初はデビュー曲ばかりをあさっていたのだがそれが一段落し、次に「名曲」と言われるものを集めだしたのだ。ところで1000枚目のシングルは、松本ちえこの「まぶしい彼」でした。
 最後になりましたが、本誌の原稿、並びにおれんじ★てぃーのレイアウト等大変お世話になった、佐竹真喜雄氏が他界されました。謹んでご冥福をお祈り致します。
(山口雅也)


ターンテーブル第4号
特集:ラブ・Love

1992年1月15日発行
編集・著作/おれんじ★てぃー編集部
編集人/青木信行
発行人/山口雅也
スタッフ/鈴木宏治:増島一洋