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前々から思っていたんですが、山瀬って歌なかなかいいですね。諸先輩方は、「何をいまさら」とおっしゃるかもしれませんが、この曲を聴いてさらにそう思いました。ジンクス的なもので「アイドルの名曲は売れない」ということが言われているそうですが、この曲もその範囲に入るのではないでしょうか。最初冷たい彼を呼出し、雨の中カフェでイライラ待っている情景で、隣のカップルに石をぶつけたいなんて詞にするなんて所や、「プリンスの歌が」なんて、松本氏も大胆かつ繊細な詞を書くもんだ。だがもっと注目したのは、作曲の南佳孝氏だ。彼が女の子に、しかも山瀬によく曲を書いたものです。強い低音のドラムを多く入れた中、ジャズのアップテンポ的なピアノのまとまり見事です。音楽界の職人南佳孝よい仕事をしてくれました。 |


