レコードらっく


ターンテーブル2号編集後記


 今回から、各編集スタッフからの推薦曲を挙げてもらうことにしてみましたかいかがでしょう。
もとより、スタッフと言いましても、今回レビューされているすべての曲を知っているというわけではありません。たとえ推薦マークひとつであっても、当誌のスタッフが自信をもってすすめた曲であれば、一聴の価値はあるかと思います。また、各スタッフの趣味志向などもおわかりになるかと思います。
 ちなみに、1号でレビューされた中で、ぼくが推薦マークをつける曲というと。『草原の輝き』『無国籍ロマンス』『青い風のビーチサイド』『HEY!BABY』あたりでしょうか。
(増島一洋)

 畠田理恵`のレビュー書くのに山本達彦からのエピソードが、幅を占めてしまうとは。よく行ったんだーライブ。女性ファン95%の中、妨主頭で観ましたよ。骨太サウンドから軽快サウンドまで、詞だって都会の男の戦いから、大自然の美しさまで描いています。みなさん一度山本達彦を聴いてみませんか? 心にくるものがあります。
(鈴木宏治)

 長年中古レコード屋通いをやっていても、未だに捜し物は出てこない。しかし、そこで初めて出会うレコードもある。この場合は他にたいして買う物がなかったりとか、そのレコードの価格が手頃たったりとかでないと買いませんが、家へ帰って、プレーヤーに掛けてみて、これがいい曲だったらそれはもうラッキー。
しかし、そんなことは滅多に無いことで、大概はレコードラックの数のうちです。
 先の捜し物ですが、たとえ出てきたとしても高額の事か多く、買えなくはないのですが、僕の場合『東京メルヘン』を買ったときの2500円をリミットにしているもので、買えません。
(山口雅也)

 このあいだ、編集部のY氏が知り合いからいらなくなったレコードをもらってきた。中にはオークション物のセブンティーンクラブの2曲も入っており、仲間うちから白い目でみられている。
 私はというと、地元栃木県のレコード店で三木聖子の 『まちぶせ』を350円で手に入れてしまうという快挙をなし遂げてしまったのでした。
(青木信行)


ターンテーブル第2号

1991年4月10日発行

編集・著作/おれんじ★てぃー編集部
編集人/青木信行
発行人/山口雅也
スタッフ/鈴木宏治:増島一洋