ともだちでいようよ

ともだちでいようよ

桜井幸子

  • 作詞:森浩美
  • 作曲:中西圭三
  • 編曲:松本晃彦
  • 発行日:90/09/01
  • 番号:CSDL3149
  • 発売:CBSソニー

 今、一番気にかかっている子。桜井幸子のデビュー曲のレビューです。どうしても僕は、詩の感想から言いたくなりますね。この詩、言い放つ女の子側からすると、こんな時期があるの! 自由がいいの! と色々意味合いを込めて、「ともだちでいようよ」と言っても、男にとってわかんないでしょう。あっそうか! その男にとってキツくて不可思議な部分がこの詩の良さなのかなーうん! 曲も、詩のよさを壊すことない軽快なテンポの曲ですけど、ここだと言う点が無い曲調でもありますね。
 でも、ライブや、アルバムでアレンジを変えられる楽しさがある。
 それではレビューの締めとして、彼女のこれからの曲の方向性ですが。急に女性らしい曲ではなく、しばらく若さで歌う曲で基礎を固めてから、幅をひろめてほしいですね。しかしええ素材のコでっせ! お客さん。
(鈴木宏治)