仙道敦子はあくまで“女優”である。だが現在迄4枚のEP、2枚のLPを出している"歌手"でもあるのだが元来女優である彼女に歌手デビューさせたのは勿論、当時十四才のアイドルとして売り出すつもりだったろう。 しかし、デビュー曲はEP4枚の内でハッキリいって最もインパクトに欠けるのだ。確かに曲よし歌よしなのだがなんでこーゆー曲をデビュー曲にもってきたのか疑問である。 「アルバムの中の一曲」としてなら充分完成度はあるがEPそれもデビュー曲としては地味すきる。 仮にEP化としてもセカンド位に持ってきた方が良かったんじゃないの? ファンの俺としては彼女が当時この「赤いスイートピー」みたいな曲で全一国回ってたかと思うと切なくなるのだ。やはりアイドルデビュー曲は派手に限る。 (麻宮あすか)